マスクについて語りたいと思います。
マスクとはなんぞや。と思われる方がいらっしゃると思います。
さて、お絵描きソフトで「マスク」はよく目にする人も多いと思いますが、
使われない方には、なんだかよくわからないものですよね。
まず「マスク」というものの意味ですが、
英語で「mask」、意味は「覆うもの」です。
薬局に売ってるマスクも、その意味です。
「覆い隠すもの」とイメージしていただければ良いかと思います。
お絵かきソフトの「マスク」に話を戻します。
お手紙や、ラッピングが好きな方は、「マスキングテープ」
というものをご存知ないでしょうか。まさにそれです。
とは言いましても、最初からそのように使われていたものではありません。
もともとは、粘着力がテープより低く、
は水彩画やプラモデルの塗装などで使用する、
「一部分を絵の具がかからないようにする、保護テープ」でした。
紙や部品の一部にマスキングテープを張り、その上から、絵の具やスプレーなどで塗り、
テープを剥がせば、そこだけ塗られないという便利なテープでした。
現在のおしゃれなマスキングテープを作り、
ラッピングやメモ等で使うように世間に浸透させたのは、
それを発想し、努力された企業の大勝利ですね。
また、マスキングテープの他に「マスキング液」というものもあります。
画材の一つで、水彩をされる方はご存知かもしれません。
こちらも「一部分を絵の具がかからないようにする」目的としては、同じものです。
マスキングテープの場合でしたら、
デザインカッターやカッター等で合わせて切らなければならなかったりしますが、
マスキング液ですと下の紙を切ってしまう心配がありません。
テープと違い液体で筆を使います。
筆ですので、画面を確認しながらマスクすることができます。
ただ、液体ですので、乾かさなくてはいけません。
このように、マスク、マスキングは
「覆いを隠すもの」
として使用されるものに名付けられています。
風邪予防で口元で使う「マスク」も同じですね。
お絵かきソフトの「マスクレイヤー」も同じ意味合いです。
クリップスタジオのマスクレイヤーの詳細は、
また別の記事で語りたいと思います。
マスク、マスキングを使い、
お絵描きをもっと楽しめたらいいですね。